サイベリアンのシャンプー、月1回のやり方と乾かすコツ

お風呂場のドアを開けた瞬間、それまで足元にいた琥珀の姿がふっと消えます。気配で「今日はシャンプーだ」と察するんです。ふだんは鈍臭いところのある子なのに、こういう時の逃げ足だけは本当に速い笑。
うちでは、サイベリアンの琥珀(1歳・女の子)を月に1回くらいのペースでシャンプーしています。長毛種なので洗うこと自体ももちろん大変なのですが、本当の山場は別のところ——「乾かし」にあります。
この記事では、捕まえるところから洗い方、そして一番てこずる乾かしまで、うちのやり方をそのまま書いていきます。これから長毛の猫を家で洗う方の参考になればうれしいです。
ざっくり、うちのシャンプー当日の流れはこんな感じです。洗うことよりも、その前後のほうが大変だったりします。
- ブラッシング & 爪切り
もつれと抜け毛を先にとかして、爪も切っておく
- 道具をそろえて確保
タオルやシャンプーを手の届く場所に。濡れる前に琥珀を捕まえる
- ぬるま湯で濡らす
お尻のほうから少しずつ。顔は無理に濡らさない
- 泡で洗う
泡立てネットでつくった泡で、マッサージするように
- しっかりすすぐ
長毛種はすすぎ残しに注意。念入りに流す
- タオル → ドライヤー
ここが本番。根元までしっかり乾かす(対策は後述)
サイベリアンのシャンプーは月1回。うちが洗う理由
猫は自分でグルーミングをするので、頻繁に洗う必要はないと言われています。短毛の子ならなおさらだと思います。ただ、サイベリアンのような長毛種は毛量が多くて、抜け毛や皮脂、ほこりが毛の奥にたまりやすいんです。毎日ブラッシングはしていても、それだけでは追いつかない感じがあります。
それに加えて、うちにはもうひとつ理由があります。実は私自身、猫アレルギーがあります。今は症状もだいぶ落ち着いているのですが、それでもシャンプーから日が空いてくると、くしゃみやかゆみがだんだん出やすくなる気がするんです。アレルゲンになりやすい抜け毛やフケを定期的に洗い流したくて、うちではこまめに、月1回を目安にしています。(このあたりの話は猫アレルギーでもサイベリアンと暮らせる?の記事に詳しく書きました)
うちのシャンプー頻度
うちは 月1回 を目安にしています。長毛のお手入れに加えて、私の猫アレルギー対策の意味合いも大きいです。ただ、ちょうどいい頻度は猫の肌質や毛質によって違うと言われています。洗いすぎは乾燥のもとにもなるので、迷ったら、かかりつけの獣医師に相談してみてくださいね。
まず捕獲が第一関門。濡れる前は全力で逃げる
シャンプーで一番大変なのは、実は洗うことより「捕まえること」かもしれません。さっきも書いたとおり、琥珀は濡れる前が一番抵抗します。
なので、うちでは段取りを決めています。先にお風呂場のドアを閉めて逃げ場をなくし、必要なものを全部、手の届くところにそろえてから、最後に琥珀を迎えに行く。準備の途中でバタバタしていると、その隙に隠れられてしまうので…。
| お風呂の前に用意するもの | ひとことメモ |
|---|---|
| 吸水タオル(2〜3枚) | 乾かしを楽にするため、水気をしっかり取れる枚数を |
| 泡立てネット | 泡でやさしく洗うと、肌あたりがいい |
| 猫用シャンプー | うちは長毛猫向けのものを使用(後述) |
| ドライヤー | すぐ使える場所に置いておく |
| ごほうびのおやつ | チュールなど。乾かしのときに気をそらすのに活躍 |
爪切りとブラッシングも、お風呂の前に済ませておきます。濡らす前にブラシで抜け毛やもつれをほどいておくと、洗っている最中に毛がごっそり固まるのを防げます。
お湯は人肌より少しぬるいくらい、シャワーの水圧も弱めにして、まずはお尻のほうから少しずつ濡らしていきます。いきなり頭からかけると驚いてしまうので、声をかけながらゆっくり。顔まわりは無理に濡らさず、最後に固く絞ったタオルで拭く程度にしています。
濡れたら諦めモード。洗い方とすすぎのコツ
おもしろいもので、あれだけ逃げ回っていた琥珀も、いざ全身が濡れてしまうと一転、諦めたように大人しくなります。この切り替わりは毎回ちょっと笑ってしまうところ。
シャンプーは、うちでは「ゾイック(ZOIC) N キャッツ トリートメントインシャンプー ロング」を使っています(自費で購入したものを正直に紹介しています)。長毛猫向けのトリートメントインタイプで、リンスの工程がいらないぶん、洗う時間が短く済みます。お風呂が早く終わるのは、嫌がる琥珀にとっても負担が少ないかなと思っています。
うちの場合は、洗ったあとも毛がからまりにくい気がして、長毛の琥珀には使いやすいなと感じています。
泡立てネットでしっかり泡を作ってから、その泡で全身を包むように、皮膚をマッサージする感じで洗います。耳にお湯が入らないように気をつけるのと、長毛種で一番大事なのがすすぎ。毛の奥に洗剤が残りやすいので、「もういいかな」と思ってから、もうひとすすぎするくらいの気持ちで流しています。
ちなみに、濡れた琥珀は驚くほど細くなります。ふだんのふわふわはどこへやら、別の猫みたいに見えるんです。
本番はここから。長毛を乾かす(ドライヤー嫌い対策)
そして、ここからがサイベリアンのシャンプー最大の山場、乾かしです。長毛種は毛量が多くて、生乾きのままだと毛玉になったり、皮膚にもよくないと言われています。だからこそ、根元までしっかり乾かしてあげたい。
まずは吸水性のいいタオルで、ごしごしこすらず押さえるように水気を取ります。ここで地道に水分を取っておくと、あとのドライヤーがぐっと楽になります。
問題はそのドライヤーです。琥珀は、とにかくあの「音」が苦手。風そのものより音にびっくりするようで、スイッチを入れた瞬間に逃げ回ります。何度かやってみて、うちで落ち着いたのはこんなやり方です。
| うちのドライヤー対策 | ねらい・体感 |
|---|---|
| 風量は弱めにして、本体を少し離す | 音と風の刺激をやわらげる |
| 短い時間で区切って休憩をはさむ | 一度に乾かそうとせず、こまめに |
| 大好きなチュールで気をそらす | 食べている間に、さっと乾かす |
| 夫婦ふたりがかりで | 一人がなだめ役、一人が乾かし役 |
それでも一度で完璧には乾かせないので、最後はブラシでとかしながら風を当てて仕上げます。長毛なので、乾くまでにはどうしても時間がかかります。乾かし終わるころには、正直、私のほうがぐったりしていることも…。それでも、お風呂上がりに琥珀が自分で毛づくろいを始めるのを見ると、ああ今回も無事に終わったな、とほっとします。
まとめ
サイベリアンのシャンプーは、洗うことよりも「捕まえる」と「乾かす」が本番でした。うちでは月1回を目安に、濡れる前の脱走と、ドライヤー嫌いと格闘しながら続けています。
長毛種は生乾きが大敵なので、乾かしだけはどうか根気よく。そして頻度や皮膚の調子、ご自身のアレルギーが気になるときは、無理をせず獣医師やお医者さんに相談してみてくださいね。
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